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そして今回やや律びいきです。スミマセン。
2011年7月20日 水曜日 晴れのち雨
今日は終業式。転校してきてから、もう1週間もたったんだね、早いなぁ。
明日からは夏休みです。
いよいよ、選抜試験の当日。会場は講堂だったんだけど、オケ部員じゃない人も結構見にきてたなぁ。
響也とハルくんは会った途端にらみ合ってたなぁ……あ、大地先輩が止めてくれたよ。
演奏順はくじ引きで決まって、私たちは13番……最後に演奏することになった。
緊張してたら、大地先輩がジュースをくれた。ありがとう、大地先輩。
大地先輩って、いつでも余裕があってすごいなぁ。律くんとはまた違った落ち着きだよね。
私たちの前は、律くんとハルくんの演奏だった。このふたりがアンサンブル組んでたなんて、知らなかったなぁ……。
……久々に、律くんの演奏を聞いた。曲は、「2声のためのインヴェンション第8番」。
……前に聞いたときより、ずっとずっと、うまくなってた。
曲が始まった瞬間、空気が変わって……思わず、自分たちの演奏が次だってことも忘れて聞き入ってた。
それにね、ハルくんの音も、昨日聞いたときよりずっと響いていて……音の流れに乗って、滝が流れていくような景色が見えたの。響也にも見えたみたい。
大地先輩に聞いたら、それは「マエストロフィールド」って言うんだって教えてくれた。
音楽の妖精が見せる幻、とも言われてて、すごい演奏家だと、曲のイメージの世界を再現して、聞いてる人に見せることができるんだって。
ハルくんってすごいんだなぁ……。私もいつか、そういうことができるようになるのかな。
その次は、私たちの番。
あまりのレベル差に言葉を失ってる私に、やめるか、って律くんが聞いてきてきたけど、ここでやめられるわけないよね。
私の返事を聞いた律くんは、嬉しそうに笑ってた。久々に見たなぁ、あの顔。
ちょっと腰が引けてた響也も開き直って、私たちはステージに上がった。
まだ緊張してたら、響也が声をかけてくれた。「オレだけ見てろ、それなら練習と変わんねぇだろ」だって。
その言葉で緊張がほぐれたよ、ありがとう。
すごく気持のいい演奏だった。
綺麗なお花がくるくる飛んでるようなイメージが湧いてきて……終わったら、拍手の嵐。
響也も大地先輩も嬉しそうで……あの厳しいハルくんや律くんからも誉めてもらえたよ。
他の部員の人たちからも、認めてもらえた……よかった。
それで……地方大会のメンバーに、選ばれました!
編成は弦楽四重奏で、あとのメンバーは、律くん、響也、大地先輩、ハルくん。
……あれ? なんで5人なんだろう? ……曲によって変えたりするのかな?
選ばれて、すごく嬉しい。道が開けていく感じがする。
明日からも、また頑張ろう。今まで以上に。
帰り道、律くんと偶然会って、一緒に帰った。
なんだか会話がぎこちない感じになっちゃって、ほとんど話せなかったなぁ。
途中で雨降ってきちゃったから、走って寮まで戻ってきちゃったし……。
あ、でも、ちゃんと髪を乾かした方がいいって、寮に着いてからバスタオルで頭を拭いてくれた。
ちょっとくすぐったかったから、私もお返しで律くんの髪を拭いてあげた。
「こういうのは久しぶりだから」って、律くんちょっと照れてた。
それで、昔みたいに柔らかく笑って、「風邪をひくなよ」って言ってくれた。
……思い出したら、ちょっとドキドキしてきちゃった……。
雨が降り出して、そのままの勢いで帰ってきちゃったから、天宮さんからお誘いのメール来てたのに行けなかったな……。ちゃんと後でメールして、謝らないと。
う……なんだか、どっと疲れちゃった……結構気を張ってたのかな。
メールして、お風呂入ったら、早く寝ちゃおう。
明日は地方大会の説明会だから、遅刻できないしね!