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ネタ記録帳。オリジでも二次でも何でも。
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震える腕で足を抱える。
瞳を閉じると、いつもより胸の鼓動が速いことに気付いた。
原因はわからない、わからない、が――。
脳裏によぎった姿に、自然と頬が熱くなる。
瞬間、目を見開いて驚愕した。
無意識に手が唇にあてられる。
まさか、これは――。
思い浮かべた言葉に、鼓動が反応して加速する。
駄目だ、それは駄目だ。
私は――いつの間に、こんな感情を抱いていたのだろう。
自分の立場を鑑みれば、許されないとわかっているのに。
甘い痛みが、全身に広がっていく。
理性とは裏腹に、名前を与えられた想いが、明確な形をとって溢れだしていった。
頬を伝う、一筋の雫となって。


――――――――――――
自覚編。
おそらく神子さまです。
どの時代と断定はしませんが。
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風が冷たくなってきた、と感じたのは、いつのことだろうか――?
無数の星が輝く空を見上げて、千尋は息を吐き出した。
明日は最終決戦。
本来ならばもう休まなければいけないのだが、どうしても寝付けない。
風早に言われて、落ち着くまで船内を歩き回って来たのに、まだ心の底に何か渦巻いているような、大切なことを忘れているような、そんな気がしていた。

(不安……なのかなぁ、やっぱり)

明日の戦が終われば、千尋は王になる。
その先には、どんな未来が待っているのだろうか。
幸せな日々が送れるのだろうか――?

ぐるぐると考えながら、部屋の中へと戻る。
寝床にもぐりこむと、急に眠気が襲ってきた。

(明日が、終われば、きっと……平和に、幸せに、なる……よ、ね?)





――その日、千尋はたくさんの夢をみた。
楽しいような、悲しいような……たくさんの物語がまざりあった、不思議な夢を。

――――――――――――
遥か4、決戦前夜のその後。
通常&大団円エンドルートまっしぐら神子さま。
うちの主人公ちゃんたちは、一周目は大体いつも通常ルートです。
月の光さえ届かない私は、
今日もきっと夢を見ない。
笑いながらは泣けない
何かと何かを両立できるほど、
私はきっと器用じゃない。
ひとは
それぞれ違うのが
当たり前なのに
僕らは
それを
忘れてしまう
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