涙色

ひとしずく
零れて落ちた
それはどんな色？

やりきれない無力さも
引き裂かれるほどの悲しみも
行く当てのない怒りも
言葉に出来ない喜びも

すべてを飲み込んで
流れてゆくね

ひとしずく
零れて落ちた

その涙は
君の心を映してる

どんなときでも、きっと。

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表す言葉はひとつきり。
だけど表す感情は無限大。
不思議。

そんなものに引き裂かれると、本気で思っているの？

そうだと言うのなら、証明してみせてよ。
この絆が、簡単に切れるほど儚いものだと。

不安なら、試してみればいいだろう？
――怖いから嫌だ、ね。

じゃあ僕が試そうか。
大丈夫、きっとまた会えるから。

『幾重にも複雑に絡まった縁は、生死すら越えて魂を結び続けるのさ』


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脳内に住み着く誰かさん。
口調が誰と確定できないので、分類はここで。

微熱

どうか教えてください
この鼓動の意味を

くらくらと揺れる頭と
震えるからだと
甘い胸の痛みの訳を

あなたを思うたび
わたしは
熱に浮かされてしまうのです

だからどうか教えてください
この病の名前を

それで何かが変わるはずもないのに

君がそうやって笑ってくれるだけで
僕は全てを許されるような気がしたんだ

何があっても

何年経っても
このまんまな気がするよ

いままでありがとう
これからもよろしくね