言葉の先

最果ての場所より降り注ぐ光を、何度も見てきた。
その光を、ひとは時に歓迎し、時に拒絶した。
希望と絶望。喜びと憎しみ。
同じものに対する感情なのに、ひとは自分が置かれている状況でそれを一変させる。
それは、あまりにも勝手すぎるのではないだろうか。
思うまま師に対して言葉をぶつけると、彼はこともなげにこう言い放った。

「人間とは、そういう生き物ですよ」

そして私もあなたも、自分勝手でわがままな人間なんです。

崩れることのない微笑から、彼の感情を読むことはできなかった。





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某夢設定ＳＳＳ。
こんな短いやりとりが好きです。

白馬追い

ただ
叶えてほしくて
どうしても叶えてほしくて

その白き姿を
追い求め続けた

純粋に

自分のためだけに生きられたら
きっと
人間はもっと楽に生きられるのだろうね

何があっても

何年経っても
このまんまな気がするよ

いままでありがとう
これからもよろしくね

例えば意味がなかったとしても

存在してしまうのがこの世界だったり
毎日のできごとであったり
この気持ちであったり

そんな中で生きていられるのが
幸せなのかと　思ったりもするのである